【小ネタ】意外と発生しやすい不具合とその解決方法 【コンロ編】
2024/09/14
目次
【小ネタ】意外と発生しやすい不具合とその解決方法
こんにちは。
地域に密着した水まわりのプロ【株式会社トーシン】のブログ担当の蔵本です。
今回の記事は施工事例ではなく
意外と発生しやすい不具合とその解決方法について書かせていただきます。
コンロで経年劣化を除いて、ご依頼が多いのは
【コンロの火が付かない】【コンロの火がすぐに消える】【火が一部分にしか付かない】
現場を確認させてもらって不具合の内容が確認できたのはこの三つであることが多いです。
この記事を読んでいる方もこの三つのどれかでメーカーや業者にご依頼したことはありませんか?
この三つの不具合の原因と解決方法を書かせていただきます。
※一般の方でも実行する事が可能な解決方法に限らせていただきます。
①コンロの火が付かない
これを経験した方も多いのではないでしょうか?
この原因になる事が多いのは
点火プラグ・バーナーキャップが詰まっている
点火プラグは
コンロに点火する時にスイッチを押したら「チチチチチッ」と音がしていませんか?
その音は点火プラグがスパークしてガスに火をつけようとしている音です。
掃除頻度が少なかったり、やり方が悪かったりすると正常に点火できなかったりします。
力強く掃除すると変形してしまう恐れがあるので掃除頻度を上げてみる事をオススメします。
それでも治らない場合は弊社にご相談ください。
バーナーキャップは
点火できた際に、ひまわりの花弁のように炎が周りに広がるようにするための物です。
ここをガスが通って周りに炎が広がっているのです。
この部分が掃除頻度が低かったり、やり方が悪かったりすると詰まってしまいます。
詰まってしまうとガスが出てこないので火が付かなくなってしまいます。
古い歯ブラシなどで磨くと良いのでお試しください。
それでも治らない場合は弊社にご相談ください。
これ以外でも多いのが
点火用乾電池の電池切れ
コンロを点火するには【電気】が必要なんです!!
コンロを購入した際には点火テスト用の乾電池が付いているのでその電池を取り付けるのですが
この電池はあくまでも【点火テスト用】なので長い期間保ちません。
この事を知らない人が多いのです。ちなみに瞬間湯沸かし器にも必要です。
この電池が切れていると他の部分が故障していなくても点火されることはありません。
電気がないと点火プラグがスパークしないからです。
電池が切れていると点火時に聞こえる「チチチチチッ」と言う音がならなくなるので
音が鳴っていなければ電池切れを疑ってみてください。
電池を交換しても点火されない場合は弊社にご相談ください。
②コンロの火がすぐに消える
【火が付いたのにすぐに消える】
これも経験した方は多いのではないでしょうか?
これの原因は
立ち消え安全装置の不具合
ふきこぼれや風などで火が立ち消えた時にガスを遮断してくれる【立ち消え安全装置】が
最近のコンロには必ず搭載されています。
【Siセンサーコンロ】と言うシールが貼ってあるかと思います。
立ち消え安全装置は
絶えず火に当たる位置にあり、熱を検知するとガスの弁を開けるセンサーの役割を担っています。
この部分が濡れていたり汚れていたりすると熱を検知できず、ガスの弁が閉じてしまうのです。
汚れていたり濡れてしまっている以外にも何かの衝撃で位置がズレてしまい
炎を検出できなくなっている場合もありますので確認してみてください。
掃除しても症状が治らない、位置の状態を確認しても分からない場合は
弊社にご相談ください。
長年使用しているなら部品の経年劣化が原因の場合もありますので
部品の交換やコンロの交換が必要になる可能性があります。
③火が一部分しか付かない
これは①の【コンロに火が付かない】とほぼ同じですが原因は
バーナーキャップが詰まっている
高い確率でこれです。
バーナーキャップ全体が詰まっているのではなく一部分だけ詰まっている状態になっているので
しっかりと掃除をしてもらえば治ると思われます。
それでも治らない場合は弊社までご相談ください。
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