大阪市天王寺区 テナントビルの地下ピット内水中ポンプ取替工事
2023/05/122024/02/16
地域に密着した水まわりのプロ【株式会社トーシン】のブログ担当の蔵本です。
今回の施工事例
今回の施工事例は
天王寺区のテナントビルの地下ピット内水中ポンプ取替工事です。
排水槽が満杯になったら自動で排水するのですが、
数か月前から調子が悪く手動でポンプをで動かしていたのですが
いよいよ動かなくなってしまい、おそらく基盤本体も調子悪くなっていたようです。
ポンプが40年前の物ならば、基盤も40年前のものです。
普通に考えると壊れて当然です。よく持った方だと思いました。
水中ポンプは
地下に溜まった泥水・汚水などを汲み上げるために使われます。
今回の施工事例の様に地下ピットに排水槽が設置されていて
公共の下水道より低い位置にある場合などに水中ポンプを使って
下水道へ排水します。
この水中ポンプが壊れたのか、本体の基盤が壊れたのか修理もしくは交換して欲しいという事でした。
ポンプを交換する為に、溜まっている排水槽の水をバキューム車を手配して
水を完全に抜いて水中ポンプを目視できる状態にして愕然としました。
完全に水を抜く事になるので排水槽の底が見えるのですが
油が沈殿して積もっていました。
溜まっていた水に油が浮いていたので予想は出来たのですが
綺麗に排水槽も掃除しました。
飲食店などでは【グリストラップ】と呼ばれる
水と油を分ける設備が設置されているのですが
掃除をせずに使い続けていると
水と油を分ける処理能力が著しく低下し
水と油を分ける事が出来ずに排水管に油が流出したり
グリストラップで除去されるはずの生ゴミなども排水管に
流出してしまいます。
そして排水管の詰りの原因になってしまいます。
厨房から下水管まではこの様に油が除去されます。
今回の施工事例はグリストラップと下水管までの間に
地下ピットに一度貯めてもう一度油と水を分離させてから
水中ポンプを使って本管の下水管に排水していました。
グリストラップが正常稼働していれば、
本来は油が流れてくることは少なくなります。
流れてきたとしても微量です。
水中ポンプが流れてきた油を吸い込み続けてやはり傷みも早かったようです。
グリストラップの掃除が面倒であってもキレイに掃除しないと
テナントビルや施設内の店舗の場合、
掃除する以上に面倒な事態に発展してしまう事もあり得ます。
交換した商品
今回交換した商品は
川本ポンプの排水用水中ポンプです。
ポンプ部の樹脂化、ステンレス製モータフレームの採用により、
軽くて取扱いも容易なオススメ商品です。
工事は
溜まっている水の排水から新しい商品の設置・試運転までで
およそ一日ほどで作業は完了です。
※作業内容や現場状況で時間は変動します。
水中ポンプが壊れた、水中ポンプを交換したいお客様
一度弊社にご相談ください。
現場を下見の上、より良い商品をプランニングさせていただきます。
配管詰まり関係の施工事例集
ビフォーアフター画像
【ビフォー】 【アフター】
ビフォーの画像で水面に油が浮いているのが分かると思います。
グリストラップが正常に働いていたらこんな風になる事はありません。
【ビフォー】 【アフター】
この様なバキュームカーを使い溜まっている汚水を排出します。
【ビフォー】 【アフター】
排水後、配管やポンプや内部を清掃したのですが
底が黒いままなのですが、長年の流れ出た油やゴミが固着していて
取れなくなっていました。
清掃後に既設分の壊れたポンプを撤去しました。
【アフター】 【アフター】
新しいポンプを撤去した所に設置します。
設置後、少し水を貯めて正常に稼働するかどうか試運転をして
作業は完了です。
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