貯水タンク給水配管補修工事

こんにちは。

地域に密着した水まわりのプロ【株式会社トーシン】のブログ担当の蔵本です。

 

今回の施工事例は

天王寺区のビルの貯水タンク給水配管補修工事です。

水漏れの依頼で下見に行ってきましたが、かなりの水漏れでした。

鉄管が腐食してしまい、錆びて朽ちた箇所から水漏れしていましたが長い期間漏れているのを放置してしまったがために、鉄管が保温材の中で余計に痛んでしまい、水圧によって漏れがどんどんひどくなっている状況でした。

工事までに期間、タンク内の水が無くならないように、貯めては止水栓で止めてもらい何とか生活していただきました。

おそらく止めて使用しないと水道代が何十万にもなっていたのだと思います。

 

【くらちゃんのウンチク講座】

貯水タンクを設置して建物全体の生活用水として

供給しているマンションやテナントビルのオーナー様はご注意ください。

貯水タンクの容量が１０立方メートル以上なら

年一回の清掃及び水質検査をしなければならないのです。

テナント以外で生活飲料として利用しているならば一緒に水質検査もすることをオススメします。

 

タンクの中はキレイでも古くなれば高確率で汚れている部分があります。

それは・・・

貯水タンクに繋がっている配管の中です。

タンク内を定期的に清掃していればタンクはキレイなのですが

公共の上水道から貯水タンクに水を引き込む配管内部が汚れている事が多いです。

特に古い建物で、鉄管を使用してる場合は写真のように錆がついたりして汚れていることが多いです。

建物全域の給水管を新しくすることは難しいですが、

水道メーターから貯水タンクまでの鉄管だけでも新しい配管に

交換する事をご検討されてみてはいかがですか？

常時水が通水している場合は問題ないですが、水道工事等で断水した場合はかなりの錆やゴミが蛇口から出てきてしまいます。

※今回の施工事例のビフォーアフター画像に今回の現場の配管の内側の画像を載せておきます。

 

工事は

既設配管の撤去・新しい配管の接続・保温材巻き治し・通水テストまでで

およそ半日ほどで作業は完了です。

※配管の長さや設置されてる場所によって作業時間は変動します。