地域に密着した水まわりのプロ【株式会社トーシン】のブログ担当の蔵本です。

今回の施工事例

今回の施工事例は
天王寺区のマンションの貯水槽ボールタップ取替工事です。

貯水槽には
貯水槽内の水位を把握して異常があればアラームを鳴らす電極棒
貯水槽内の水位によって水を出したり止めたりするボールタップ
貯水槽内の水が溜まりすぎた際に排水するオーバーフロー管
この三つが設置されてあります。そのボールタップの交換のご依頼がありました。
※定水位弁が設置されてる所もあります。

最初は貯水槽からアラームが鳴るから見て欲しいというご相談でした。
貯水槽のアラームの原因は主に2つ
①貯水槽内の水位が下がりすぎてアラームが鳴る
②貯水槽内の水位が上がりすぎてアラームが鳴る
水漏れなどが原因で水位が下がったり、
ボールタップの故障で水が止まらなくて水位が上がり過ぎなどです。

現場で貯水槽を見せてもらうと水位の上がりすぎのアラームでした。
オーバーフロー管から水が流れ出てきていました。
一度、貯水槽内の水を排水し、ボールタップが水面より上になる様にして
ボールタップを確認すると水位が上がってしまう原因が一目瞭然でした。

ボールタップの真鍮製の部分に穴が開いていました。
ボールタップが水を止めてもその穴から水が出続けるので
水位も上がり続ける訳です。

古くなり、開閉便が潰れてしまい漏れてたようです。
これを気付かずに放っておくと四六時中水が出てる状態になり、
水道料金が大変な事になってしまいます。
実際、何十万もの請求が来た例がありますので注意が必要です。

交換した商品

今回交換した商品は
兼工業の複式ボールタップのポリ玉タイプです。
スタンダードな複式ボールタップでオススメの商品です。

工事は
既設分の撤去から新しい商品の設置・通水テストまでで
およそ１時間ほどで作業は完了です。
※作業内容や現場状況で時間は変動します。

貯水槽のアラームが鳴っている、貯水槽を撤去したいお客様
一度弊社にご相談ください。
現場を下見の上、より良い商品をプランニングさせていただきます。

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ビフォーアフター画像

【ビフォー】　　　　　　　　　　　　　　【アフター】
　

【ビフォー】

金属の所から噴き出ているのが分かると思います。
水が止まりきらずのオーバーフローしてしまいます。