地域に密着した水まわりのプロ【株式会社トーシン】のブログ担当の蔵本です。

今回の施工事例

今回の施工事例は
東住吉区のマンションのボールタップ・フロート弁取替工事です。

ボールタップやフロート弁ってなに？という方が多いと思います。
トイレのタンク内部のパーツなんですがタンクを開けない限り
目にすることはほとんどないと思います。

トイレのタンク内部は簡略化するとこの様になっています。

レバーを回すと水が便器に流れるのは
レバーと鎖でつながった【フロートバルブ（フロート弁）】が
レバーを回すことで鎖に引っ張られて持ち上げられて
タンク内の水を便器に流しています。
不具合が出ていると
①水が流れない
②便器に水が流れたままになる
このような症状が出てきます。

【ボールタップ】は
タンク内に貯まる水の量もコントロールをしています。
トイレで水を流すと浮き玉と呼ばれる部分が下に下がり
タンク内に給水管から水が貯まり始めて、
浮き玉が浮力で上に押し上げられると給水管からの水が
止まる仕組みになっています。
不具合が出ると
①タンクに水が貯まらない
②タンクに水が貯まっているのに止まらない
この様な症状が出てきます。
②の場合はタンク内の【オーバーフロー管】から便器に水が流れ続けます。
上の図でフロート弁の鎖の右にある管がオーバーフロー管です。

タンク内に【節水】の為にとペットボトル等を入れたりしていると
これらの動きが妨げられたり、
ペットボトルに接触して故障の原因になったりします。
規定量で汚物が流れる設計なのに、節水と言う名目で中に異物をいれると
詰まりの原因にもなりかねません。
節水を求めるのであれば古いトイレから新しいトイレに
交換する事をお勧めします。

この【タンク内にペットボトルを入れる】というのは
故障の原因になりやすいのでオススメしません。
節約のつもりが逆に修理費用が掛かって出費してしまうなんて
笑えないですからね。

交換した商品

今回交換した商品は
ボールタップは
カクダイのマルチボールタップです。
ほとんどのトイレタンクに取り付けが出来るオススメ商品です。
※専用品でないと取り付けできないタンクもございます。

フロート弁は
LIXILのフロート弁です。
お手頃価格のオススメ商品です。

工事は
既設分の撤去から新しい商品の設置・通水テストまで
およそ30分ほどで作業は完了です。
※作業内容や現場状況で時間は変動します。

トイレの水が流れない、流れたままになるお客様
一度弊社にご相談ください。
現場を下見の上、より良い解決策をプランニングさせていただきます。

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ビフォーアフター画像

【ビフォー】　　　　　　　　　　　　　　【アフター】
　
青い部分が水で上に押し上げられて水が止まります。

【ビフォー】　　　　　　　　　　　　　　【アフター】