地域に密着した水まわりのプロ【株式会社トーシン】のブログ担当の蔵本です。

今回の施工事例

今回の施工事例は
天王寺区の戸建て住宅の給水配管直圧工事です。

昔は、水道管の水圧が低く上層階まで水が送れなくて
ポンプを設置して、そのポンプで上層階や屋上の貯水槽まで水を送っていました。

今は、十分な水圧があるので４階、５階以上の高層建築でない限り
ポンプを使っている所は少ないと思います。
築年数の古い建物ではまだ残っている所もたくさんありますが
やはり飲み水をタンクの中に貯水しているので、
年に一回の掃除や水質検査もしなければなりません。
ポンプが壊れれば修理や取替も必要ですので、
費用面でも直圧にした方がメリットも多いです。

給水直圧工事をして、ポンプを撤去するのは
建物のオーナー様にも入居されている店子様にもメリットがあり
給水直圧工事をすることをオススメします。
場所にもよりますが、現状よりも水圧が上がり
水まわりが使い易くなることもあります。

今回のお客様は
ポンプがボロボロになってきていて、現在ではポンプを使わなくても
直圧工事をすれば大丈夫ですと直圧工事をオススメして
直圧工事を施工させていただきました。

工事は
配管の引き直しとポンプに繋がってる配管の撤去
今回はポンプの撤去がなかったので作業は
およそ２時間ほどでは完了です。
※建物の規模や配管の範囲で時間は変動します。

直圧工事をすることで得られる大きなメリット

第一に水が使えなくなるリスクが低減します。
ポンプも機械である以上【突然の故障】という事が起こります。
それが年末年始など業者やメーカーがお休みの期間に発生したら
その間【水が使えない】という大変な事になりますが、
給水直圧工事をすることでその可能性がポンプ使用時より低減させられます。

第二にポンプを稼働させる電気代が要らなくなります。
月々はそこまで電気代がかからなくても
マンションやビルなどは数十年も運営していくものなので
その間ずっと【ポンプを稼働させる電気代】が必要になってくるので
かなりな金額になると思いますがそれが必要なくなります。
掃除なども大変です。

第三に設置スペースが必要なくなるので、ポンプのあったスペースを
有効活用することが出来ます。
ポンプで屋上の貯水槽に水を貯めてからご使用になっているなら
貯水タンクもいらなくなります。

第四に【ポンプの稼働音】が無くなります。
ポンプ室が近いと古いポンプだったり、大きなポンプだった場合
そこそこの大きさの稼働音がします。
ポンプ室があっても音が響くので部屋に近いところだとうるさいかもしれません。

ポンプから直圧にしたい、ポンプ室を有効活用したいお客様
一度弊社にご相談ください。
現場を下見の上、より良い商品をプランニングさせていただきます。

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ビフォーアフター画像

【ビフォー】　　　　　　　　　　　　　　【アフター】
　

【ビフォー】

かなり年季の入ったポンプをご使用になられていました。