地域に密着した水まわりのプロ【株式会社トーシン】のブログ担当の蔵本です。

今回の施工事例

今回の施工事例は
天王寺区のマンションの給湯器（湯沸し器）点火不良修理です。

給湯器（湯沸し器）のリモコンに２桁または３桁の数字が表示されて
給湯器が使えないｏｒ一部機能が使えないようになっていませんか？

そのリモコンに表示されている数字は【エラーコード】です。
給湯器に何か異常がある時に表示されます。
ネット上にエラーの解除方法などの情報がありますが
ご自身で解除するのはオススメしません。
エラーは解除できても、エラーの根本的な問題は解消できていないからです。

弊社でもたまにお問い合わせがあるのですが
【８８】や【８８８】とエラーが表示されてる
このエラーコードは
【あんしん点検】の時期が来たとお知らせするエラーコードです。
約１０年で表示されるのですが、これは製造メーカーのサービスマンでないと
解除できません。

現場に到着してエラーコードを確認してみると
今回の表示されていたエラーコードは【９０】でした。
調べてみると【給排気閉塞異常】を示すエラーコードです。

給湯器を確認し、吸排気部を確認すると理由はすぐに分かりました。

現場のマンションの隣のビルが解体工事をするという事で
高所作業のための足場が組まれて、そこに防護シートが貼られていました。
その防護シートが給湯器の排気筒を塞いでしまっていました。
防護シートは解体業者の物なので弊社では切り取る等の対応は出来ないので
家主様に「解体工事業者に連絡して対応してもらってください」と
お伝えして、対応してもらい無事にエラーは解除されました。

今回は何もなくエラーだけで済みましたが、変に給湯器が点火して
何も知らずに使っていたら熱でシートが溶けたり、
最悪の場合火事になる事も考えられます。
排気が室内に逆流すれば人身事故につながることもあり得ます。
何より、排気部を塞ぐ足場屋さんもどうかと思いますが
こういう事も起こる可能性もあるので
給湯器の近くに足場を組んで防護シートなどを
貼る際はご注意ください。

給湯器のリモコンにエラー表示が出ているお客様
一度弊社にご相談ください。
現場を下見の上、より良い解決策をプランニングさせていただきます。

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現場の状況画像

【ビフォー】　　　　　　　　　　　　　　【ビフォー】
　
この様にエラーが表示されていました。
給湯器を確認しに行くと右の画像のような状態になっていました。
完全に塞いでしまっています。