追い焚き機能のある給湯器はご注意ください
2024/06/182024/06/18
目次
追い焚き機能付き給湯器をご使用の方はご注意を!
こんにちは。
地域に密着した水まわりのプロ【株式会社トーシン】のブログ担当の蔵本です。
今回の記事は施工事例ではなく知らない方が意外と多い事について
記事にさせていただきます。
皆さん、追い焚き機能付きの給湯器や風呂釜をご使用ではありませんか?
今回の記事はそんな方に読んでいただきたい記事です。
追い焚き機能とはガス風呂給湯器やガス風呂釜において
浴槽内の湯が冷めたときに、さし湯をせずに沸かし直す機能のことです。
この追い焚き機能をご使用になる方に気を付けていただきたいことが有ります。
それは【入浴剤を使用して入浴する】です。
全ての入浴剤が使ってはいけないというわけではありませんが
特定の入浴剤で使用は控えた方が良いというものがあります。
使用を控えた方が良い入浴剤とはどんなものなのかは下記に記していきますね。
入浴時に使用を控えた方が良い物
追い焚き機能付き給湯器や風呂釜で使用を控えた方が良い物は
①塩・硫黄・塩化ナトリウム
②酸化チタン・炭酸カルシウム
③食物を含むもの
これらの入浴剤は使用を控えた方が良い物です。
①はバスソルトや温泉感覚になれる温泉の素などに含まれています。
②はお湯を濁らせるタイプの入浴剤に含まれています。
③はゆず、ミカンの皮、お茶、牛乳などの食物も、入浴剤の成分として使われています。
※①~③に該当しない入浴剤なら使用しても良いようです。
①~③の入浴剤をどうしても使いたいという方は
追い焚き機能をオフにして入浴し、入浴後入念に浴槽を洗浄した後に
追い焚き機能をオンにしてください。
自動追い焚き機能がある場合はそれもオフにしてください。
①塩・硫黄・塩化ナトリウム
①はなぜ使用を控えた方が良いのかは
これらの成分は配管などに使われている金属を傷めたり、サビさせたりする。
サビて穴が開いてしまうと水漏れなどの不具合を引き起こします。
お風呂の排水栓が金属の物の場合、ここもサビます。
②酸化チタン・炭酸カルシウム
②はなぜ使用を控えた方が良いのかは
金属の研磨作用があり、さらに配管内にたまってしまいます。
研磨作用で配管が傷ついたり、たまった成分がフィルターを詰まらせたり、
さらには水の循環を悪くしたりという恐れがあります。
お風呂の排水栓が金属の物の場合、ここも研磨されていきます。
③食物を含むもの
③はなぜ使用を控えた方が良いのかは
ゆずやお茶の葉を、そのまま入浴剤として浴槽に入れるという方もいるかもしれません。
追い焚きをして配管内にこれらの成分が残ると、
雑菌やカビなどが繁殖してしまうことがあります。
繁殖してしまうと追い焚きするたびに雑菌やカビを含んだお湯が
浴槽内に流れてくる可能性があります。
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