蛇口修理

こんにちは。

地域に密着した水まわりのプロ【株式会社トーシン】のブログ担当の蔵本です。

 

今回の施工事例は

中央区のマンションの蛇口修理工事です。

いつもお世話になっている管理会社さんからハンドルを回しても水が止まらないので

一度見て欲しいとのご依頼で伺ってきました。

 

【くらちゃんのウンチク講座】

皆さんは、ハンドルタイプの蛇口を閉めるときにどのように閉めていますか？

①力一杯勢いよく回す

②力一杯ゆっくり回す

③あまり力を入れずに勢いよく回す

④あまり力を入れずにゆっくり回す

この中でオススメなのが④です。

ハンドルタイプの蛇口にはスピンドルとコマパッキンと言う部品が入っています。

この部品に負荷が掛かりすぎると劣化が早くなってしまいます。

コマパッキンはゴム製のパッキンが付いていてハンドルを回して

スピンドルが上下に動いてコマパッキンで水を止めたり出したりするのですが

負荷が掛かると擦り減ったり、千切れてしまったりしてしまう事があります。

擦り減ったり、千切れてしまうと隙間が出来てしまい水が止まり切らなくなります。

スピンドルが劣化してしまうとハンドルを回しても上下に動かなくなり

蛇口の開閉が出来なくなります。閉めた時なら閉まったまま、開けてる時なら開けたまま。

こんな状態になってしまったらとても困ります・・・

そんなことにならない為にも

あまり力を入れずにゆっくり回して蛇口を開閉することをオススメします。

閉めるときに最後だけ少し力を入れて水滴が落ちなくなるまで軽く締めてあげてください。

※この方法でも水滴が落ちるなら部品が劣化してきている可能性があります。

レバータイプの蛇口にはスピンドルやコマパッキンは使われていませんが

力を入れて開閉すると別の部分が劣化してしまいますので、

必要以上に負荷をかけないように心がける事をオススメします。

今回交換した商品は

ＴＯＴＯの水栓部品のスピンドルとコマパッキンです。

お求めやすい価格のオススメ商品です。

 

工事は

既設分の取り外しから新しい部品の取り付け・開閉テストまでで

およそ三十分ほどで作業は完了です。