大阪市中央区 テナントビルの消化水槽の逆止弁・バルブ取替工事
2024/04/272024/06/14
目次
今回の施工事例
こんにちは。
地域に密着した水まわりのプロ【株式会社トーシン】のブログ担当の蔵本です。
今回の施工事例は
中央区のテナントビルの消火用補給水槽の逆止弁・バルブ取替工事です。
消火水槽の逆止弁に不具合が出たので交換してほしいと
いつもお世話になっているオーナー様からのご依頼です。
【くらちゃんのウンチク講座】
今回取替した消火用補給水槽は、火事の時などに消防士さんが消火栓にホースを差し込み、水を撒く際の配管内の水が無くならないようにするためのタンクです。
配管内に空気が入ってしまうと、うまく作動しないとの事でした。
消防点検の際に逆止弁が故障していたので新しく取り替えることになりました。
また別に屋上や地下などに水を貯めるタンク(水槽)が設置されてありませんか?
どのタンクも同じ目的で設置されてるかと思いますが
実は、それぞれ違う目的の為に設置されてあります。
防火水槽・消火水槽・貯水タンク
大きく分けてこの三種類があります。
①防火水槽
防火水槽は消防庁が定める消防水利のひとつであり、
火災時や災害時など消化水栓が使用できないときに使用されます。
公設消火栓と同様に「公共施設」という位置づけになります。
所有者は地方自治体(市区町村)で管理も地方自治体で整備もします。
②消火水槽(消火タンク)
消化水槽は防火水槽と同様に「消防用設備等点検報告制度」の対象になります。
屋内消化水栓やスプリンクラーの水源として使用されます。
しかし公共施設ではないため、
建物を所有または管理している個人や企業が、点検・工事の手配をして費用も負担します。
③貯水槽(貯水タンク)
貯水槽は水を貯めておく設備や施設の総称です。
建物の1階部分や地下や屋上に設置されています。
高層マンションや水の使用量が多い場所に設置されてることが多いです。
建物を所有または管理している個人や企業が、点検・工事の手配をして費用も負担します。
防火水槽や消火水槽は設置してある場所には
【防火すいそう】【消火すいそう】と記載された赤い看板が設置されてあります。
同じような見た目でも使用目的や所有者が違うので点検や整備をしなくてはならない人が
違いますので注意が必要です。
※法律や条例などで定められています。
今回交換したのは②の消化水槽の部品です。
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