地域に密着した水まわりのプロ【株式会社トーシン】のブログ担当の蔵本です。

今回の施工事例

今回の施工事例は
阿倍野区の戸建て住宅のキッチン排水トラップ取替工事です。

排水トラップとは【椀トラップ】【Ｓ字トラップ】など種類があり
トラップの構造に多少の違いはあっても、効果は同じです。

何故、排水トラップがあるのかというと
下水道から上がってくる悪臭やガスや害虫などをブロックする為です。

↑の画像は椀トラップの構造です。
この様に水を満たしておくことによって、
その部分で下水道からの悪臭や害虫をブロックしています。

この水が何らかの理由で減ったり、無くなったりすると
下水道からの侵入者をブロックできないので害虫などが・・・
考えるだけでも鳥肌が立ちます。

何故、水が減るのかを簡単に紹介させていただきますね。

排水トラップの水が減る理由

トラップ内の汚れから下水管に伝い漏れ

トラップ内に髪の毛や食べカスが残り、それを伝って水が流れ出てしまう。

排水トラップの破損

高温のお湯をシンクに流した時に【ベコンッ】と音がすると思いますが
熱でシンクがなっている音です。
この音が鳴るぐらい高温の熱湯を流すと排水管が変形してしまう恐れがあります。
塩ビ管の耐熱温度は約６０℃です。
カップ焼きそばなどで捨てるお湯はそれ以上なのでとても危険です。
新しい商品なら問題ないですが古いキッチンなら少し怖い気もします。

水漏れ

経年劣化でヒビが入りそこから水漏れして無くなってしまったり
パッと見てわからないぐらいのヒビでも少しずつ抜けていくこともあります。

排水口が臭うという場合は、
トラップの水があるか確認してみる事をオススメします。
通常毎日使うところですので、考えにくい現象ですが、
古くなってくると中のパッキンが傷んで下に漏れる事もあります。

工事は
既設分の撤去から新しい商品の設置・通水テストまでで
およそ３０分ほどで作業は完了です。

排水口から悪臭がするお客様
一度弊社にご相談ください。
現場を下見の上、より良い解決策をプランニングさせていただきます。

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ビフォーアフター画像

【ビフォー】　　　　　　　　　　　　　　【アフター】
　
まったく同じ商品なので見た目は変わっていません。